諸々佳境

『美咲の家Ⅲ』では外壁の”搔き落とし”に続き左官屋さんの出番。内装壁の珪藻土(けいそうど)塗りを行っています。

麻入り、藁入りなどなど、室内の壁の大半が珪藻土塗り。自然素材なので健康的で、調湿効果、脱臭効果も期待できます。

下塗り、中塗り、仕上げの3工程となるので、クロス張りよりはるかに時間が掛かりますが風合いは格別(遠目の写真では判りませんが)♪職人の技が光りますね。

もう少し掛かりそうですが、最後まで丁寧な仕事でがんばりましょう。そんなワケで、このあと入る職人さんは絶対壁に触らないで!

 

片や外では床タイル張りの最中。

大谷石”調”の、あくまでもタイルです。天然の大谷石を張ろうかとも思いましたが、大谷石は比較的脆く、”ミソ”の部分が崩れたりするため、お施主さんと相談した結果タイルを採用しました。

ただし、私からすると一目で天然石ではなく”タイルだ”と判ってしまう部分が心残りで・・・。そこで考えたのが”タイルだ”と見破られないための特注垂付き段鼻タイル↓

大多数の人はそんなの眼中に無いかも知れないので細かい説明は省略しますが、だいぶお金掛かってます^_^;何の事なのか気になる方は個別にお問合せください。

壁には天然の大谷石を張るのでそちらも楽しみですね♪

ということで、諸々佳境に差し掛かっています。他の現場も始まり忙しくなりますが、段取り良く丁寧に仕上げていきましょう。

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