これについては完全に個人的な好みの域ですが、私は”銀閣寺”が好きです。様式云々ではなく、単純にあの佇まいが。個人的に好きなその最大のポイントが”方形(ほうぎょう)屋根”です。
”方形屋根”とは寄棟の一種で、隅木が一点に集まったプラミッド型の屋根のことで、社寺仏閣や公園の東屋(あずまや)などでよく目にします。たまに、偶然こうなることもありますが、原則として、屋根を掛ける階の平面が正方形になっていないと方形屋根にはなりません。方形屋根にしたい場合、平面が正方形になるようにプランニングする必要があります。
出来上がった時の佇まいはもちろんですが、構造(骨組み)も均一で美しく、これこそ最高の様式美(あくまでも私感です)。
もし、屋根形状に特段のこだわりをお持ちでないようでしたら方形屋根にしては如何でしょうか。
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