今年も残すところもう僅か。年末までもうひと踏ん張りです。
緑町の現場では天井のボード張り。大きな吹抜の上のダイナミックな勾配天井にはレッドシダーの突板パネルを採用しました。
その他着々と進んでいます。内部足場が外れるのが楽しみですね。
外部ではサイディングが張り終わってシーリングしているところ。仕上げは吹付塗装とタイル張り。こちらも足場が外れるのが楽しみです。
ちなみに、写真がありませんがこちらのお宅では一昨日気密測定を行いました。
隙間相当面積C値=0.3㎠/㎡!(床面積1㎡あたり、0.3平方センチの隙間があるということ)・・・ってどうなの?って感じかも知れませんが、こちらのお宅の断熱はセルロースファイバー。セルロースファイバーで0.3を叩き出した事がミソなのです。ちなみに前職時代にセルロースファイバーの家(気密シート張りは無し)で測定した時はC値=1.6でした(それでもセルロースファイバーで2.0切れば御の字と言われた。C値やセルロースファイバーについて詳しく知りたい方は別途検索で!)。
お客さんのご要望により、セルロースファイバー吹込後の気密シート張りはもちろんのこと、外部の面材を張る時にもすべての目地に、またサッシを取り付ける時にも気密パッキンを噛ませたりと、かなり気密には気をつけて施工してきました。
普段採用している吹付ウレタンフォーム断熱だと特段の気密処理はせずC値=0.4程度が出ていますが、セルロースファイバーで0.3が出た事には先日測定時に立ち会ったお施主さんにも喜んでいただけました♪
弊社では大抵1種換気による計画換気を採用しているため最低でもC値0.7は切りたいところですが(隙間だらけでは計画した通りに換気されないから)、ここまでの気密施工は標準施工ではありません。でも今回徹底的にやってみて結果も出た事でちょっと自信になりました。普段の吹付ウレタンフォーム断熱でここまで気密処理したらC値=0.2をも切ったりして!?
ということで、大工さんの手間と材料、その分の費用は掛かりますが、気密施工もお任せください!
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