現在新築中の現場で気密測定を行いました。
打合せ中の別のお客さんからC値1.0以下というご要望があったのですが、特段ご要望が無い限りは弊社標準としている仕様で、一体どのくらいの気密性が確保出来ているのか測定した事が無かったため、断熱施工後でタイミングも良いこの機に測定をお願いしたのでした。
C値とは”隙間相当面積”。床面積1㎡あたり、何c㎡の隙間があるのかを示す値です。
機器をセットして、すべての窓を閉めて測定スタート。簡単に言うと、締め切った状態で室内の空気をどんどん外に排出していきます。隙間が少なければ室内の気圧は下がり、逆に隙間があればあるほど、その隙間から空気が流入してしまうので室内の気圧は下がらないワケです。
果たしてC値1.0を切っているのか、ドキドキしながら待つ事5分。
結果は・・・0.4c㎡/㎡!厳密に言うと0.41…なのであくまでも0.4に近い0.4。余裕で1.0を切る結果に一安心。
参考までに、雪国スウェーデンではC値0.6~0.7を基準として求められるそうですが、スウェーデンの基準も楽々クリアする結果となりました♪
気密性が低い冷暖房効率の低下のみならず、どんなに素晴らしい換気システムを採用しても隙間だらけでは効果を発揮できませんからね。吹付断熱仕様のほか、弊社では熱交換式の全館気調システムも標準仕様的に採用していますが、計画換気の面でも安心できました。
ちなみに、このお宅の外皮平均熱還流率UA値は0.43W/㎡・kで北海道で求められる基準値をも下回っています。
これで自信をもって「高気密高断熱の家です!」って言えます(^^♪
という事で、高気密高断熱の家もお任せください♪
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