太田の現場では軒天の羽目板張りが完了しました。軒の出1,365の迫力ある軒天に、ふんだんに使用した天然杉の羽目板!
製品としては1枚の幅が106ミリの羽目板ですが、天然木なので実際には105ミリがあったり、また、一枚一枚順番に張っていくので、大工さんの加減によって単純に10枚張って1,060ミリというワケにもいかないものです。文章ではちょっと解りにくいかも知れませんが、「ここを目地にすると手前はコレで良いけど裏まで張っていった時に細い半端が入ってしまう」とか「L型のところで半端が入ってしまう」、さらに内部まで繋がっていくので内部の割込まで検討を要す。張り始めの起点を決めるために大工さんと二人、あーじゃねこーじゃねやりながら半日掛かりで墨出し(印を付けること)をしたのでした。一枚ずつ地道に張っていくしかないので、当然張る大工さんも手間が掛かります。
などなど、普通のケイカル板などを張るより手間は掛かりますが、やっぱり既製品には無い天然木の風合いは好きですね~♪『美咲造り』のポイントの一つです。
建物の中からも見える軒天ですが、このあと室内の天井にも同じ羽目板を張っていきます。
ということで、大工さんは大変ですがお楽しみに(^^♪
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